夜な夜なひとりごと

鉄は熱いうちに打て

騙されたと思ってお笑いスター誕生を見てほしい

 

 

私のジャニーズ映画の始まりは、あの3グループの夢の共演を果たしたBAD BOYSである。姉に誘われ、観に行ったのが始まりでした。

 

これは私がA.B.C-Zを好きになりはじめた時と時代が重なる。だから、はっしーが出ているならというくらいの気持ちで観に行った。でも、正直内容は期待してなかったし、ジャニーズ映画なんてと冷めた気持ちを抱いてたと思う。

 

 

 しかし、しかしだ!!!!

 

 

なんと、あれよあれよと私は画面に釘付けになり、めちゃめちゃ感情移入していた。出演者がかっこいいのはもちろんなんだけど、ストーリーが本格的なんだなあと感心していた。気づけば、重岡くん演じる圭太に「まじか、、圭太もつらかったのね、、」と涙を流していたのを覚えている。ありきたりなハッピーエンドではなくちゃんと物語が完結していたのがすごく良かった。しばらく余韻に浸っていましたが、あの時食わず嫌いして姉の誘いを断っていたらこの感動は味わえなかったんだなと思うと少し寂しく感じました。

 

 

 大げさかもしれないけど行動しないことで逃している幸せがあるのかも。だから出来る限り先入観を捨てて色々なことにチャレンジしたいなあと思った。

 

 

 

 

 

本題に戻ると、お笑いスター誕生がただただいい映画だったので色んな人に見てほしいのです!! 

 

 私が関西ジャニーズjrの映画を知ったのは京都太秦行進曲。銀幕で関西jrを見れるのがすごく嬉しくて新鮮だった。忍ジャニ、ドリームステージと欠かさずに映画館に足を運んだ。どれもすごく面白かった。

 

 

でも、今回私の中で大きな違いがありました。

登場人物とキャスト本人を重ね合わせることがなかった。別に重ね合わせるのが悪いとかではない。でもやっぱり、芸能を根底としているストーリーにアイドル界で切磋琢磨している少年たちがキャストだとどうしても重ね合わせて見てしまっていたのだけど、今回は不思議とすんなり役が入ってきた。

 

 

ストーリーの肝は光を得てからの挫折にある。ここであらすじを引用しておこう。

 

関西ジャニーズJr.のメンバーふんする若手芸人が、夢に向かって成長していく姿を描く青春コメディー。笑いで人を幸せにしたいと漫才師になった幼なじみのコンビが、すれ違いやライバルとの競争などを経験する中、幽霊が出没する旅館に宿泊することになる。西畑大吾藤原丈一郎と共に漫才コンビを、向井康二室龍太、草間リチャード敬太が漫才トリオを演じる。

幼なじみの高浜優輔(西畑大吾)と稲毛潤(藤原丈一郎)は、笑いで人を幸せにしようとお笑い養成所に入る。「エンドレス」というコンビ名で活動を始め、コンテストで優勝するが、売れることを最優先する高浜とお笑いが純粋に好きな稲毛の関係はギクシャクしてしまう。そんな中、同期の漫才トリオ「ピンクらくだ」の人気に火が付く。そして高浜と稲毛が漫才強化合宿をする旅館に、ピンクらくだが心霊スポットロケで宿泊することになり……。

引用 シネマトゥデイ

 

 

 もうおもしろそうでしょ!!??もう見たくてうずうずするよねうんうん。

 大体はずっと芽が出ず、最後の方でやっと栄光を掴み始める―というものが多いと思う。けれどエンドレスは一度人気が出て、一度栄光は手にしている。だから、ピンクらくだに越された時の悔しさは計り知れない。それが、優輔の強引な行動の起因になることによって物語が動き出すのです。

 

 

少々ネタバレ含みます、見たくない人は読み飛ばしてね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出演者もちろんみんな素晴らしいのですが、特にこの二人が素晴らしかった!!!

 

 高浜優輔 (西畑大吾)

一見優輔はただの強引で周り見えてない奴だけど、売れなきゃ食べていけないし、相方がバイトが忙しくなってるし、このままじゃどちらも倒れるって思って行動を起こした。方向は間違ってるかもしれないけど、根は良い奴なんじゃないかなと。ピンクらくだに稲毛の様子を聞かされた時の稲毛への申し訳なさと自分への怒りの大ちゅんの表情、ここに俳優西畑大吾がつまってるなと思った。あとは稲毛を強引に誘う時の純粋にいいことしてると思ってる表情が可愛いのがにくいなあ(笑)

 

 

 稲毛潤(藤原丈一郎)

稲毛が一人で葛藤してるのは見てて苦しかった。才能がある優輔の足かせになってると一人で葛藤してて、言い出せなくて優輔を部屋に先に戻らして一人で外でたそがれるシーンとかこの人は周りを見すぎちゃうんだなあと涙がでました。優輔に対して気まずそうな顔や優輔のことを話す時の嬉しそうな顔、ほんと藤原くんの顔がいい!!!寝取られに出ていたのは知っていたけど、これから着々と実力をつけていくんだろうなあ。

 

 

 

 ここからけっこうネタバレ激しめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

すっごくすっごく好きなシーンがあります。最後の漫才のシーンです。台本がよくできてるなと思った。エンドレスの初心の漫才の伏線を張っといて最後に持ってくるのがいい。優輔がぶっこんできてるのに漫才として成立してる。動揺してる稲毛に対して、涙が溢れる優輔そして号泣な私。あれはずるいなあ〜。すごいとしかいいようがない。あのシーンだけの為でも見に行く価値ありありです。ぜひ劇場で見てほしい。

そして最後の二人で舞台に出て行く前の楽屋でのやりとりも最高です。二人なら無敵っていう顔して顔見合わせてるんです涙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小ネタみたいのが多くて、意外とストーリー複雑だけどちゃんと拾ってくれるのでおもしろいです!!

 

 冒頭に少々大げさなこと書きましたが、自分の体験からこのタイトルにしました。関西jrのファンだけじゃなく、誰でも楽しめる内容なので(歌広場さん公認)、ジャニーズ映画なんてと思ってる人は騙されたと思って観に行ってね!!! 

 

 

エンドレスの未来に幸あれ!!!